ポプラ日記

フレンチブルの耳内は奥が細い
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2021年01月07日(木)
耳内の環境は犬種によっても様々です。

ダックスフンドのような犬種とフレンチブルでは耳道の径が異なります。
フレブルの耳内は・・・奥に行くほど狭くなります。
また、鼓膜の角度も鋭角で非常に見にくいです。
犬種により、外耳炎のタイプも傾向があり、フレブルやコッカースパニエルなどは中耳炎になりやすい傾向にあります。

今回はフレブルの外耳炎

奥の隙間にドロッとした耳漏が認められます。
外来洗浄では限界があるので・・・鼓膜の確認も兼ねて麻酔下での耳洗浄を行いました。

洗浄後

全ての耳垢を除去し、菌が溜まりやすい溝の洗浄を行い、処置終了です。