耳科診察室

耳の症状でお困りの方へ

我々人間でも、耳の中の痒みや違和感はとても不快なものです。
動物たちもきっと同じ気持ちではないのでしょうか?
後ろ足で耳の付け根や首周囲を掻く動作が認められたら・・・それは耳の中の違和感や痒みが原因かもしれません。
耳をめくってみると、汚れや腫れなどはありませんか?
外耳炎は繰り返しやすいため、治療後のケアが重要になります。

耳の診察に初めてかかる方

初診で診察をご希望の方は事前にお電話(011-375-0202)にて来院予定日をお知らせください。

外耳炎や中耳炎は体質や原因となる要素が除去されないため繰り返しがちです。
​当院では原因の追究を行い、耳内の環境を正常に保つお手伝いを行います。
長引く耳のトラブルにお悩みの場合、まずは耳内環境の的確な把握と環境整備が重要です。

飼い主さんも耳道内の状況を詳しく確認できます。

なぜ外耳炎は治らないのか?
外耳炎でお悩みのワンちゃんは比較的多いです。
動物病院で治療したり、自宅でお薬をつけると一時的に症状が改善するのですがしばらくしてまた繰り返します。
なぜでしょうか?
  • 主な原因(主因)と悪化要因(副因)の把握が重要になります。
  • 細菌やマラセチアなどの常在菌、耳垢などをケアしても再発を繰り返す場合は主な原因の把握が重要になります。
主因とはどのようなものなのでしょうか?
  • アレルギー、アトピー、免疫疾患、異物、ダニ、内分泌疾患・・などが挙げられます。

また、結果として「鼓膜」がダメージを受け、中耳炎に進行している症例も多く見られます。
繰り返す外耳炎だと思っていたら「中耳炎」でした、という症例も意外と多いのです。
※外耳炎と中耳炎では治療方法やケアの方法が異なります。

主な原因(主因)の把握と悪化要因(副因)のバランスを考えた治療、ケアを考えてきましょう。

耳内環境を把握してみませんか?
耳内環境の把握は繰り返す外耳炎の治療をする中で重要な情報を提供してくれます。

​「耳の中を把握し早く苦痛を軽減したい」
「治療前後を確認したい」
「症状は落ち着いているが通常状態を確認したい」
「正常な耳内と比較したい」
「一度しっかり耳内環境をきれいにしたい」
「繰り返すので鼓膜の状態を確認したい」
「中耳炎に進行していないか心配」
※鎮静や麻酔が必要になる場合があります

当院ではこのような状況を飼い主さんとともに理解し、今後の適切なケアにつなげていけるようアドバイスいたします。

耳道内視鏡について

耳道内視鏡は外来では主に耳内の観察に使用します。
麻酔下では耳内の毛、耳垢の塊、腫瘤などを除去したり、細く付近の環境把握を行うことが可能です。鼓膜の確認は中耳炎の有無を判断するときに必要です。

耳の治療に対する思い

「耳を痒がる姿、辛さを軽減したい」・・飼い主さん、我々の同じ思いです。
​当院ではビデオオトスコープ(耳道内視鏡)を使用し、慢性外耳炎、中耳炎の治療に取り組んでおります。

繰り返す外耳炎は原因把握が重要です(特に体質、鼓膜の状況把握は重要です)
また、治療方法も様々な方法がありますので、耳内環境に合った製剤を使用し​外耳炎、中耳炎の苦痛軽減を目指します。
我々の治療が、少しでも皆さまの大切な家族の苦痛軽減に貢献できれば幸いです。