ポプラ日記

耳内の腫瘤を摘出
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2021年02月26日(金)
こんにちは。

耳内のトラブルは根本原因を解決しないとダラダラと続きますので、思い切った処置も時には必要です。
今回は右の耳内がグチュグチュしている猫ちゃん。
原因不明で来院されました。
耳内をキレイにして内視鏡で覗いてみると・・・

これはポリープですね
このような場合、根元は鼓膜の奥、中耳内から発生していることが多いです。
耳内の不快感、化膿はこれがあるためですね!

後日、麻酔下でポリープの除去と行いました(今回の処置では、特殊な鉗子を使用し、ポリープを摘出しました)

このように、ポリープを除去すると、耳内の奥も確認できます。

さらに、根元をできるだけ除去し処置終了。
一番奥は中耳内で、鼓膜はすでに消失しています。

処置後は鼓膜の再生を期待し、定期的に確認していきます。

耳内処置のご報告でした。
ではまた!


耳洗浄の様子
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2021年01月10日(日)
耳洗浄は長期に渡る耳の不快感を減らし、その後のケアを軽減することのできる処置です。

歯石がついている状態でいくら歯磨きをしても・・・それと同じですね。

今回は麻酔下での耳洗浄の写真をお見せいたします。

まずは処置前

鼓膜付近に耳垢がたまっております

ある程度鉗子で除去します


まだ鼓膜は確認できません。
鼓膜表面に汚れが付着しているのです。
鉗子では、鼓膜を傷つけてしまうため、カテーテルにて洗浄します


細いカテーテルを挿入し、耳垢を丁寧に除去


鼓膜が見えました!
作業時間は約1時間・・。
細かい作業なので結構神経使いますね。
きれいになることを確認できた時、とっても達成感があります。

その後は期待通り、経過も順調で飼い主さんも満足していただけました。
今後も、耳の不快感をなるべく減らせるよう、精進してまいります。

では、また。
鼓膜の頑固な汚れを落とす
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2021年01月10日(日)
耳内環境の整備は、例えるなら歯石取りに似ています

汚れ自体が頑固なので、盲目的な洗浄では汚れが取れません・・。
口腔内で例えるなら、歯石をうがいや、マウスウォッシュで取ろうとしているようなものです。
もちろん、それできれいになる状況なら繰り返しませんので良いのですが、切り返す時は少し積極的な耳内洗浄が必要になります。

今回は、定期的に繰り返す右耳の外耳炎を麻酔下での耳洗浄(オトスコープにて)しましたのでご紹介いたします。
点耳薬や洗浄である程度症状が良くなりますが、1ヶ月くらい経過するとまた繰り返します。
原因は、鼓膜付近の頑固な汚れ・・。


鼓膜が何とか確認できますが、耳垢で覆われています
この耳垢は長期間壁に付着しており、外来での耳洗浄では取りきれないものでした。
また、奥に鼓膜があるため、盲目的な洗浄も危険です。
麻酔下で、耳内視鏡にて耳垢の塊をある程度除去します。


長い経過で鼓膜付近に炎症が残りますが、ほぼ除去できました。
炎症が長期に渡ると、鼓膜が肥厚し、場合によっては鼓膜炎や中耳炎に移行することもあります。

丁寧に耳垢を除去し、鼓膜も全体に確認できるようになりました!
今後は、適切なお薬を点耳しながら経過をみていく予定です。
フレンチブルの耳内は奥が細い
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2021年01月07日(木)
耳内の環境は犬種によっても様々です。

ダックスフンドのような犬種とフレンチブルでは耳道の径が異なります。
フレブルの耳内は・・・奥に行くほど狭くなります。
また、鼓膜の角度も鋭角で非常に見にくいです。
犬種により、外耳炎のタイプも傾向があり、フレブルやコッカースパニエルなどは中耳炎になりやすい傾向にあります。

今回はフレブルの外耳炎

奥の隙間にドロッとした耳漏が認められます。
外来洗浄では限界があるので・・・鼓膜の確認も兼ねて麻酔下での耳洗浄を行いました。

洗浄後

全ての耳垢を除去し、菌が溜まりやすい溝の洗浄を行い、処置終了です。
本日より外来開始です!
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2021年01月04日(月)
あけましておめでとうございます
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

当院は、4日から診察開始しております。
本年は、いくつかのシステム改善や個々のスキルアップなど、更なる進化をお約束いたします!

毎年のことではありますが、皆様に「安心」「信頼」をご提供できるよう、さらに努めてまいります。

気になることやご要望がございましたらお気軽にお声掛けくださいませ〜。