ポプラ日記

耳のケアあれこれ
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2021年09月29日(水)
耳のケアって。。?

洗うことは想像できても何を洗うのか・・?

耳の中の細菌、脂、ぬめり、毛、耳垢の塊などを除去します

イメージしていただきたいことは歯石(口の中)です
口をうがいしますね。歯磨きしますね。歯医者さんで歯石取りやデンタルケアしますね。

耳も同じです。
1口うがは(マウスウォッシュ)→洗浄液で洗う(イヤークリーナー)や点耳液
2歯磨きは→耳内を綿棒などで掃除
3歯医者さんでのケアは→麻酔下での内視鏡による耳内洗浄

このようなイメージですね
1、2で安定中なら良いのですが、耳内環境の状態が悪ければ1、2では効果が期待できません・・。
この様な症例では3が必要になります。

また、1、2も奥が深く、様々な製剤や方法がありますので症状にあった方法を試みてみましょう。
歯磨きも同じですよね。

3についてはメリットがたくさんありますので効果的ですが、歯医者さんと違うことといえば・・・
全身麻酔が必要・・ということですね(小児科の口腔外科に似ている感じですね)
1、2を漫然と行うより3→1の方が圧倒的に効果的なのは実感しています。

当院では特殊な内視鏡にて耳内環境を改善するお手伝いを行なっております
ワンちゃんでも定期的に歯石を除去するように、耳内環境も定期的に整備してみるのも良いかもしれません。

ではまた!



皮膚科:サプリメントのお話
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2021年08月15日(日)
こんにちは

皮膚のケアは根気が入りますよね・・。
少し良くなるとケアを忘れがちになります。

ところで・・

オメガ脂肪酸ってご存知ですか?
アトピー性皮膚炎などでは傾向として「ドライスキン」乾燥しやすいことが多く、このような皮膚の体質がある場合、サプリメントを検討するのも良いかもしれません。中でもオメガ脂肪酸などは、皮膚の水分蒸散を抑えてくれる作用があり、結果的に痒みスコアも軽減することが期待されます。
もちろん薬ではないので、即効性は期待できませんが、1−2ヶ月飲んでみて効果を判定するのも一考です。
何より、お薬の量を減らしたり、再発防止に繋がれば・・と期待してしまいます。

ご興味のある方は来院時にご相談くださいませ。
皮膚炎の悪化時期です②
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2021年08月13日(金)
今回は他の部位についても見てみましょう

まずは

首の下です。
この部位は首輪の刺激やシワになりやすい部位で度々痒みが出やすいです。
主に後ろ足でバリバリと掻きます。
よく見ると赤くなっていたり、毛が薄くなっていたり、ボツボツが認められることがあります。
清潔に保つことや、適切なケアが必要です。


続いては・・

股です。
この部位は皮膚表面の温度が上がりやすく、皮膚自体も比較的柔らかく薄い傾向があり、更に舐めやすい部位です。
結果的に症状が悪化する傾向があります。

対処方法いくつかありますが、舐めない工夫も必要になってきます。

対処方法は一つではありません!

部位、症状によりその子に合った対策を模索していきましょう。
皮膚炎の悪化時期です①
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2021年08月04日(水)
こんにちは

最近は猛暑ですね30度以上でヘトヘトです・・。

さて、わんちゃん猫ちゃんもこの時期は辛い時期です。
皮膚炎が悪化しやすい時期でもあります。

今回は、皮膚炎のチェックポイントについてお話いたします。

まずは眼周囲。

次に口周囲





他にも首、足や股、肛門周囲や耳などに発生しやすいです。
この部分を丁寧に観察してみましょう。
赤い、痒い、擦るなど見た目と症状が一致しているなら一度受診をお勧めいたします。
掻くことで傷がつき徐々に悪化する負のスパイラルに陥ることも多いので早めの対応が良いと思います。

ではまた!
耳内の腫瘤を摘出 (処置後半年経過)
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2021年08月03日(火)
こんにちは。

耳内のトラブルは根本原因を解決しないとダラダラと続きますので、思い切った処置も時には必要です。
今回は右の耳内がグチュグチュしている猫ちゃん。
原因不明で来院されました。
耳内をキレイにして内視鏡で覗いてみると・・・

これはポリープですね
このような場合、根元は鼓膜の奥、中耳内から発生していることが多いです。
耳内の不快感、化膿はこれがあるためですね!

後日、麻酔下でポリープの除去と行いました(今回の処置では、特殊な鉗子を使用し、ポリープを摘出しました)

このように、ポリープを除去すると、耳内の奥も確認できます。

さらに、根元をできるだけ除去し処置終了。
一番奥は中耳内で、鼓膜はすでに消失しています。


処置後40日後・・

鼓膜が綺麗に再生しています!(手前に見えるのは耳垢のカサブタ状のものです)
耳漏も消失し、快適になっている様子。

先日、半年の経過確認で来院されました

調子も良く安定しています!
処置後の最初には注意が必要ですが、ひとまず安心です。

このまま再発せずに経過することを期待しつつ、今後も定期的に確認していきます。