ポプラ日記

耳の奥、汚れが溜まっていませんか?
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2020年08月04日(火)
ワンちゃんネコちゃんの耳はデリケートで大切な部位です。

その耳内に炎症や痒み、耳垢が溜まっていると本来の機能を果たせません(涙)
耳に違和感があると
・耳を痒がる(具体的には首周囲を痒がるように見えます)
・首を振る
・臭いが強くなる
・耳垢が増える

などが主にみられます。

で・・・

内視鏡でのぞいてみると・・・


ドロドロの耳垢・・。


巨大な隕石・・ではなく耳垢の塊・・。


耳道が狭くなっています・・。

なかなか耳の内部をモニターで確認することはないかもしれませんが、内部をカメラで確認し、洗浄やお薬の選択をしっかりした方が結果的に快適になります!
最近は耳洗浄の方法も進化していますので治りにくい外耳炎症状は一度確認をお勧め致します!
(犬種や性格、耳内部の構造によってはうまく確認できないこともありますのでご了承ください)



皮膚病の治療パターンは無限大?
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2020年08月04日(火)
皮膚病は表現が多彩ですね。

脱毛、ボツボツ、赤い・・。

赤みが強いですね・・。

カサブタとべたつきが目立ちます。

痒そうですね・・。

このように、皮膚病は様々な表現を見せます。
個々に対して治療法は
例えばですが・・
内服薬(10種類)×外用薬(5種類)×スキンケア(10種類)×そのほかのアドバイス(10通り)×食事療法(10種類)などなど・・
10×5×10×10×10・・・とんでもないコンビネーションの数・・・
その中からベストなペアを選択するのが我々の仕事です!
それぞれの長所、短所を把握し、飼い主さんの要望を聞き取り、動物の性格を見極め・・・

なので、治療反応が良好な時、とても嬉しいですね!
常にベストな選択ができれば良いのですが、流石にいきなり完璧にはいかないこともあります。
治療反応が乏しい時は、ペアを見直し、計画を練り直します。
たくさんの症例を診ることが大切です!
皮膚病とワイン
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2020年08月04日(火)
こんにちは

皮膚病診察はワインのブラインドテイスティングに近いと皮膚科の師匠は言っております。
どういうことか??

ソムリエはワインを情報なしで、各所見を総合して品種、年代、生産地などを当てます。

皮膚科も同じです・・
犬種や性格、発症部位、皮膚の変化、臭いなどの情報を総合して視診、問診から皮膚病の状況を把握し、原因を的確に把握することが必要です。


皮膚科のソムリエを目指し、日々精進していきます!
テイスティング(診察)をご希望の方はお気軽にお越しください(あ、食べたり舐めたりしませんので・・ご安心を!笑)


足が痒いと言っても原因は様々です。
感覚を磨き、正しい判断ができるよう努めております!


ワインのテイスティングも奥が深いですね!
何事も経験経験ですね!
かゆみ止めの種類と選択
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2020年08月04日(火)
こんにちは

暑い夏の到来ですね。
皮膚病も夏は比較的多くなりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
痒みのコントロール方法はいくつかありますが、飲み薬では大まかに4種類あります。
ステロイド、シクロスポリン、アポキル、サイトポイント

もともとステロイドがメインでしたが、ここ10年ほどで代替え製品が登場しています。
(ステロイドは50年以上前からありますが、腫れや炎症も抑えますので現在でも第一線で活躍するお薬です)

一番新しいのが「サイトポイント」という注射タイプのかゆみ止め。
半年程前から使用しておりますが、効果がある場合と、予想より効果が薄い場合と波があります。
しかし、副作用が少ないお薬ですので、事情を説明の上、試してみるのも一つかと思っております。

1回の注射で約1ヶ月効果があります。お薬が飲みにくいワンちゃんにもオススメです。

一言で「痒い」といっても、部位、腫れ、感染、年齢、体調などを加味してその薬がベストか?を検討していきます。
また、容量や使用頻度も個々に合わせた使用が大切です。
どのお薬も特徴がありますので、状況に合わせたチョイスが必要ですね!

もちろん痒いからかゆみ止め!・・という単純な判断はダメですよ〜

根本原因の理解が最優先です!
痒みでお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。
耳内視鏡での耳洗浄
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2020年08月03日(月)
こんにちは!

いきなり耳道内の写真です・・。膿や耳垢が溜まっていますね。
耳洗浄の方法は今まで試行錯誤してまいりましたが、効果的な洗浄方法により、だいぶコントロールが容易になってきました。
鼓膜付近の耳垢の溜まりがある場合は、内視鏡下での洗浄が必要になりますが、そこまでではない場合は外来での洗浄で良いですよ!

耳の不快感が認められる場合は、一度耳内視鏡で確認してみましょうね!


こちらは耳道が腫れているタイプです。アトピー性皮膚炎なども併発していることが多いです。

ちなみに、綺麗な鼓膜はこんな感じです!